ムラセ歯科医院
女性ならではのきめ細やかな心配りを大切にしている女性院長の歯医者です。日曜日も診療しています。
診療方針
臨床治療だけでなく 基礎研究も大切だと考えています。
局所的に生じた歯肉の着色を大学研究室で電子顕微鏡にて調べ、
【支台歯形成時に生じた金属細粒のゆくえ】として愛媛大学医学部の基礎医学会で発表致しました。
体には、様々な治癒力が備わっています。最新の歯科医学の知識を持って 患者さんの歯の健康増進に努めています。
食と味覚
味覚は、味蕾が 主な感覚受容器です。舌に最も多く分布していますが
他に軟口蓋、咽頭、口頭蓋の粘膜にも見られます。
甘味と塩味は舌の先端部分で 苦味は後部で 酸味は側縁部にそれぞれ敏感に感じます。
他にうま味が加わります。
食物や味は、口の中で感じるもので ごくん と呑み込んで喉元を過ぎれば
自分で知覚することはできないのです。
人間は口の中の感覚の他に彩りや香り 美しい音楽を聴きながら
また旬のものを味わいながら 食事を楽しむことができます。
しかし もし体にとって良くないものが入ってきたときに 口で吐き出さなければ
食中毒や下痢に苦しむことが起きます。呑み込んでしまった場合、
その後はどのような感覚器が働いているのでしょうか?
舌には、味蕾の味細胞に神経が入り込んで知覚していました。
しかし食道、胃、腸には味細胞と同じ構造を持つ細胞は ないのです。
食物は胃で消化され腸から吸収されます。
特に腸の上皮は、他の上皮と比べて病原菌の侵入を防ぎながら栄養を取り入れる特異性を持ちます。
危険なものであれば吸収せず下痢をさせて速やかに体外へ排出します。
つまり 識別する能力のある 味細胞に似た神経に連絡した細胞が存在するはずなのです。
頭の脳では、認識できないものです。
私は、この細胞とは、腸内分泌細胞、特に基底顆粒細胞に注目しています。
腸の味細胞でこれが とっても美味しいと判断すれば含有するホルモンを使って
血液ー脳ー関門を介さず ただちに司令部を働かせることができるのです。
パラニューロンです。
最新の論文を紹介します。
Hormonal and metabolic functions of the small intestine
Internist (Beri)2010 Jun Witterburg H, Tennnert U. Department Neurology and clinic ,Liepzig,Germany
The small intestine exhbits numerous hormonal and metabolic functions.---
Knowledge of the intestinal hormones and functions is important for the full understanding of metabolic control
and provides targets for innovative therapy of several diseases such as diabetes type 2,non-alchoholic steathepatites and obesity.
腸の力、万能薬について
ストレスを強く感じた時にお腹が痛くなったりすることがありますが、
脳と腸は、いつも影響しあっているのが解ってきました。 脳腸相関といいます。腸管内部には、網の目のように張り巡らされた神経叢があり自動脳をもつこともわかりました。
脳と腸は、交感神経と副交感神経からなる自律神経を通じて情報交換しているのです。 腸の不調が、(うつ)や(不安)の原因になりうるのです。(東北大 福土審教授)
頭で感じる知覚(視覚、味覚、聴覚、嗅覚、触覚など)と内臓感覚 が存在するのです。消化管は、多細胞生物にみられる最も原始的な最古の器官です。
脳のない生物はいても腸のないものはいない。
水族館に行くとよくわかります。セカンドブレインではなくて ファーストブレインだと思うのです。ヘッケルは 個体発生は系統発生を繰り返す。と言っています。
食物は、腸管から吸収されます。腸内細菌をうまく調整し腸管神経叢に良い情報をおくること ができる食物をとることが、大切なのです。
この考えを裏付ける新しい論文が出されました。
Bowels control brain :gut hormones and obesity
Nat Rev Endocrinol.2010 Jun 29
Field BC,Chudhri OB ,Imperial College London
Food intake and energy expenditure are tightly regulated by the brain,in a homeostatic process that integrate diverse hormonal,neuronal and metabolic signals.
The gastrointestinal tract is an important source of such signals,which include several hormones released by specialized enteroendocrine cells.
These hormones exert powerful effect on appetite and energy expenditure.
.エステに行ったり化粧品にこだわっても、コンビニ食品や添加物を食べていたら健康にならない。
腸内細菌を活性化させて自律神経に良い信号を送ることが、重要です。
このことに気付く人は、少ないのではないでしょうか?
外界から体内に入ってきた異物を消化吸収して体の栄養として吸収することのできる腸という器官をもっと有効に活用して健康になること。
ごはんや味噌汁のどの成分がどこにどのように 効いて元気がでるのかわかりませんが、良い食べ物を良く噛んでたべること こそ万能薬となるのです。
1945年終戦時の食料事情の悪い時に生まれた人たちの方が
1965年生まれよりも骨格がしっかりしていることが統計ででています。
一度口に入れたら30回噛んで飲み込みなさい。と子供のころ母から言われていたことは、正しかった。
口は、消化管の入り口です。
歯の治療をきちんとすることで 胃腸の働きを助け吸収を良くします。
前歯は、切歯と言われ噛み切る働き、奥歯は、臼歯といわれすりつぶす働きがあります。
どちらも欠けていては、いけないのです。
健康で長生きが理想ですが、慢性病で苦しむ人ばかりという現状ではないでしょうか? これだけ治らない人が多いから見直すべきでしょう。
ただし自然なものでこれらの考えに則したものがあります。 私は、バイオノーマライザーを推奨します。開発者 大里 章 博士。 バイオノーマライザーは、交感神経を刺激します。
歯がなくならないようにしておきたいこと。
『80歳になっても自分の歯を20本以上保とう』
皆さん8020運動はご存知かと思います。歯を失う多くの原因は虫歯と 歯周病によるものです。
歯周病の場合は自覚症状が少ないため、気づいた時にはかなり重症になっている可能性が高いのです。
早期発見、早期治療を行うためにも半年に一度の定期検診をお勧めいたします
ムラセ歯科医院が選ばれる理由
痛みがあるので歯科医院に行くのが気が重い方は多いのではないでしょうか?
ムラセ歯科医院は「気がるに行ける歯医者」でありたい。そのために、極力、治療時に痛みを出さない治療に力を入れています。また、痛くないかどうかは個人差や症状により異なり ますので、院長以下、スタッフ全員が、患者さんに 痛みがないか確認をしながら治療にあたるように指導・訓練しています。
一度抜いたり削ったりした歯は二度と元には戻りません。大切な歯をできるだけ残したい。ムラセ歯科医院は抜いたり削ったりしないで治療することにこだわりがあります。
そのためには、あらゆる症状に対する対応力・技術力・知識が必要不可欠です。
今まで患者様の歯をどうすれば抜かずに健康な歯に戻せることが出来るのか?その事だけにこだわり続け、現在も新しい技術や機械を取り入れております。
院長は明るく気さくなタイプの人間です。
診療に対する説明も説得でなく、納得して頂く。 治療は医師と患者様の協力なくして完治には向かいません。
一緒に頑張って治しましょう!